昔ここは車の排気ガスなどでかなり空気が悪かった。二酸化炭素CO2を減らそうとする取り組みが、車のノックスやソックスを減らす結果になったのが大きいのだろう。加えて街路樹なども生長し緑が増えた。垣根には想定外とも言うべきどんぐりの木も育っていた。どこかからやってきたのだ。そんな雑木を生えるがまま育つがままにしておける包容力。千種区の住民の心というか、名古屋はまだマシである。
できれば雑草も迷惑にならない範囲で自由にさせてもらいたいものである。
図書館を訪ねた目的はニュートンである。
そういえば雑誌ニュートンは債務不履行で、
「(東京地裁に)民事再生法の適用を申請した」とかいう話があったけれど、雑誌は発行し続けているという人間社会の不思議の一つである。
二階へ上がってニュートンを探すとまず目に付いたのは、しかしサイエンスだった。たしかにニュートンもあった。これは大学にもあるので刊行を継続していることは知っていたのであることには不思議はない。
とにかくサイエンスが書棚に出ていたので、目が丸くなり、迷わずサイエンスも借りてきた。以前はカウンターで告げないと見ることもできなかったのだ。
サイエンスを万引きする人が増えたからといって、利用者が見れないようではだめだということなのだろうな。
どっちがいいかわからないけれど、まあきょうは見て(古いのを)借りられたからいいのだ。最高である。
平和公園で雑誌を読みながら寝そべる。
喧騒を忘れ雑誌サイエンス
読めば広がる心の宇宙
池の回りを一周して、千種スポーツセンターの花。
ヤマダ電機へ行ってUSBメモリーを買う予定があった。今までのが突然すべてCHKという拡張子になってしまって、とりあえず使えなくなってしまったのだ。厄介である。
ビタミンB類とビタミンCのサプリも買った。16GのUSBと買い物して、レジやフロアーの人の接客で、ふだん自分がどうも田舎の暮らしだなという感覚になった。
名古屋に住んでいるからたまにはこうして都会的な雰囲気にもふれるのだな。気分がよくなった。
夕方6時43分の月。
注:歌の中の「宇宙」というのは宇宙ではあるけれど、自然科学が語る宇宙からひろがる宇宙のことである。ジカ熱のウイルスの変異の歴史のこと、インターネットの新たに敷設を計画されている海底ケーブルのこと、アメリカがネットの通信網を半ば支配しているという現実。(それは即ちアメリカが通信の傍受盗聴を可能にしているということであろう)。それに触発されて考えた独自衛星を使った通信網など。
すなわちもちろんウイルスはミクロの宇宙であり、通信衛星はマクロの宇宙への入口であろう。そして人間社会の現実と照らして考える科学の姿などなどは未知の宇宙につながり広がっていく。