『体内細菌の重要さは人も昆虫も同じである』(180131)

 クロカタゾウムシの体は針を通さないほどに硬く、鳥やトカゲなどの天敵に食べられることもないほどである。理由は、産業技術総合研究所によれば、体内に共生する細菌(ナルドネラ菌)の働きのためである。

 クロカタゾウムシの幼虫に抗生物質を与えてナルドネラ菌を減らすと、羽化した成虫は外骨格が柔らかくなってしまう。こうなると生存競争にも明らかに不利である。

 
 むやみと細菌類を毛嫌いし、むやみ医者を始め抗生物質を使い、庶民でさえさっこん洗剤などでも抗菌剤をうたった製品(P&Gなどの)を飛びつくように使い、ますます自然環境を破壊する薬漬けの暮らしを続ける人間たち。



ゾウムシは体内細菌と共生し

錐も通さぬ体なりけり



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