『なんだか当たり前のことかもしれないけれど怖い人間社会』(180331)

 乳牛というのは、年中お乳を出して人間のために働いている。それを分かっているのかどうか知らないけれど、もし年中お乳を出して働かされて、牛がそれを拷問と感じていたら、それは怖い。

 乳牛というのは、お乳の多い品種だということは知っていたけれど、お乳というのは、妊娠していないと出ないということがわたしの頭から抜け落ちていたから。まったくの無知だったわけだ。乳牛は年がら年中妊娠させられて働かされているのだ。

 乳牛は妊娠後約9か月で分娩し、出産2ヶ月で次の人工授精を行うのだ。

「あ~ぁ」とため息が出てしまう。「人間社会では案外こうした現場の命や心にかかわることは知らされない仕組みになっているのだ!」

 牛の寿命はふつう20年ほど、しかし乳牛は6~7年で廃牛となって食肉に、肥料に革製品にと、姿を変える。

 人間はどうだろうか?


… … … … … … … …



今此処いまここにに平和を願う宇宙には

供養の塔の無数の林立





注:日経夕刊の玉村豊男さんのエッセイに、
「ヤギのお乳が一匹では出ない」という記事があって、上のことに気づいた。
「役に立たないオスは殺されて肉となり、メスは一生妊娠を繰り返す」ともある。

 衝撃的で怖い。そしてありがたい記事だった。

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