「どうして朝9時からこんなにうるさいんだ」という疑念があって布団で胃がむかついた。
先週は夕方の5時すぎから部屋の中で発電機を使いながら工事をしていた。きょうは見に行くと、電源が入ったのか、コンセントを使って工事をしていた。
なんだかんだと仕事明けでゆっくりしたいというのに、こうしてゆっくりさせてもらえないのが現代社会の実情といえる。日本人が諸外国と比べて生産性が上がらないというのは、住宅事情が悪いことが一番の原因であろう。
それは日本人の人間性によるところも多いのであるけれど、なにしろむかしから長屋文化がこの国の庶民の文化であったともいえるのだろうから。
でもそれがゆえに、皮肉にも、いわゆる多様性が求められる時代にあっては、よりいっそう個人の権利を無視した非人間的な社会に成り下がってきているといえる。
寝ていても仕方ないので、起きて行って外で寝ることにした。
散歩の空。
どこか喜ばしい空である。
きょうも平和のハトがペアで食事をしている。
平和な光景ではあるまいか?
メタセコイヤとともにあるように、青空に雲が戯れている。
いっとき見とれていく。
主の祈りメタセコイヤに青い空
天使が集う雲のあらわれ
きのうひどい目にあったいわゆる地獄の道にさしかかるので、用心して歩いていく。
毎週金曜日は散歩の休憩に来ると、グロッキーでラジオ体操もできないくらい寝るばかりになっている。
しばしば新聞やスマホを見たりするものの、グロッキーでいつまでも寝ていたい気分‥。
それから嫌でも少々の気合を入れて体操をはじめて、体力の回復を目指すのだ。
蚊が一匹まだいた。とても大きな蚊である。
こうなると哀れでもある。蚊の動きが。
蝶々というのは意外に冬でも元気なのだけれど、蚊はだんだん弱って死んでいくようである。
散歩帰りに子猫が盛んに鳴いていた。
散歩帰りの空も快晴であった。
貰い物のワイン、きのう少し飲み、きょうも少しだけ
30mLくらいは飲む予定なのだ。
きょうはネットカフェにも行き、電子書籍のファイル(E-PUB)を作ってきた。雑誌も少しだけ読んだ。経済的には寂しいような話ばかりである。
電子書籍は趣味といえるけれど、アメリカへ行ったら英語でたくさん作ろうかなという思い(もしかして野心?)もあったりする。
先に出した『閻魔王の視線』の改訂版である。早くも改訂版になったのは、柔軟剤の香料の毒性について、高校化学レベルであっさり「これはダメだな」といえることに遅まきながらも気づいたからである。
理科の先生が登場しているので、その会話でそのことをいってもらうために改定した。たしかに、必ずしも世のためにはならなくても、健康を考える善良な人のためにはなるであろう。
芳香族炭化水素は基本的に中毒になったりして毒物であることは明白だからという話である。むかしから「シンナー中毒」といって学校では生徒に注意を促すあれである。香料の成分は芳香族炭化水素の仲間である。
洗濯の香料や抗菌剤が少しだから大丈夫という話ではすまないであろう。父兄が我が子に「シンナーを少しなら毎日吸っていい」という話にはならないであろう?
まして香料や抗菌剤は衣類について日がな一日吸っている人も多いというのに?
何十年もかかるような科学的検証、神経毒であったり発がん性を検証する必要があるゆえに今は経済が優先され、なかなか規制されないわけだけれど、いつか来た道、柔軟剤の香料、抗菌剤ももちろん、あとで企業や政府官僚はひどい目にあうだろう。
人の世にこころが満ちて現れる
善なるこころが真理の裁き
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