『秋の鈴懸の実が急に落下してきた』(170217)

 紫式部の新芽はわずかに膨らんでいるのだ。

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 公園を行くと、見慣れない実がたくさん落ちていた。
 夏から秋にかけては隆盛を誇っていた鈴懸の実だった。

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 視線を木々に向けて見回すと、まだあちこちにいわゆる鈴をたくわえた鈴懸の木が散見された。

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鈴懸や鈴を落として春を待ち



『都会の畑の大根の歌』(160331)

 ホームセンターへ買い物に行く途中。

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豊かかな 不協和音が心地良い

都会の畑 大根の歌





注:よく言われるように、現代音楽の特徴の一つは「ハーモニーが不協和音」ということである。


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『からすのえんどう(烏野豌豆)の葉っぱ』(160317)

 今週の仕事は終った。学校帰りに道草を食って、街路樹の下に茂ったからすのえんどうの赤紫の花を見ていた。

 葉っぱが列をなしてまっすぐ並んでいた。いまこのとき。

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温かなやさしい烏野豌豆からすのえんどう

葉っぱが並ぶ道の階梯かいてい





 あとで気づいたのだけれど、生徒たちはみな新入生で、明るい希望に満ちているのだ。そんな彼らを前に教室で授業できることはありがたいことである。

 彼らの笑顔は将来の夢をいだいてそれぞれに輝いている。

 彼らは緑の世界に生きている。花は緑の葉っぱがあってこそなのだ。緑の葉っぱはもともと花より素敵であってもいい。




注:階梯というのはいわば案内とか手引書のようなものである。


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