『人間にはますます謙虚さが求められる』(191013)

 ある学者さんによると、
「人類にとってもっともおそろしい生き物は蚊である」という。

 おそらく身近な生き物で、ということであろう。
「病原体の運び屋でマラリヤテング熱などの感染症を引き起こし、年間七十万人ほどの命を奪う」という。

 それでゲノム編集の技術で蚊を撲滅させるというのだ。つまり蚊を絶滅させるという事である。しかしわたしはこういうことをするとバチが当たるんじゃないかと思う。

 その人は、
「蚊という種が絶滅しても問題はない」というけれど、それはどうかな、完全に眉唾物の人間の狭い了見の産物じゃなかろうか。

 考えられる理由はいろいろある。一つをいえば、蚊に与えた遺伝子の変異が食物連鎖でほかの生き物に入り込み、未知の危険を人間を含めた地上生物に拡散させることもあると考えるからだ。


気功して金木犀の道があり



『寒くなっても昆虫は意外に生きている』(1811202)

 以前エレベーターホールの窓枠にいたのと同じ蛾が、27日夜、玄関横の外壁にいた。

 木の葉の仲間。

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 28日、玄関横の外壁にいた好感の持てる小さな甲虫の仲間。

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外壁に平和主義者の便りかな


 外出の時いたけれど、夜帰ってきたときもまだいた。翌日もいた。

 しばらくいたけれど、いなくなった。

 散歩しているとカメムシの仲間も時々目にするけれど、動作がかなりゆっくりなのは、やはり寒さが苦手なのかな。秋の虫たちもすっかり元気をなくしたといえる。


 散歩に行く空。優しい空。さいきん優しい空が、これで何回目かな。

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 散歩帰り。人が後ろから迫ってくるのでさっさと歩いていく。

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 電線にたくさんのはとがいる。さいきんははとも見る機会が減ってしまった。

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 昼ごはんを食べて休憩、寝ないと体が持たない。


 気功して、帰る公園の夜の道筋。



秋の虫冬は冬かなしめやかに

かすかに響く夜の歌声



『エレベーターホールにやってきた蛾』(181101)

 木の葉のような羽をしたこの大きな蛾は、数日間、この場所に居続けた。エレベーターホールが気にいったのだろうか。ここには夏の間カマキリも居座っていたところだ。


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 きのう(31日)の夜中、羽を広げてゆっくりはためいていた。荘厳ともいえる模様の羽が広がっていた。今朝見たらこの蛾はいなくなっていた。

 エレベーターホールの窓が開いているので、季節風に寒さに嫌気がさしたのだろうか。

 もっといい冬越しの場所を求めて旅立ったのだ。


寒くなり通草あけび木葉このはも目を覚まし





注:後日調べて、この蛾が「あけび木の葉」という名前であることがわかった。

『案外力尽きてしまうのだ』(180801深夜)

 トイレの中で仰向けに転がっていたカブトムシは死んでいるのではなく、転がって半ば力尽きていたのだ。

 少し前にもこんなことがあって、そのときは死んでいるのかと思ってそのまま帰った。



仰向けの動かぬかぶとに指差し出し

夜の散歩に覚醒があり



『夏になってくると虫が増えて気になる』(180624)

 去る二十二日の夜のトイレの灯りに来た甲虫の仲間。

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 きょう二十四日夜、同じトイレにやって来ていた蛾。壁に保護色。

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 そういえば少し前にはナナフシがいたのだ。

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 はじめはわたしの存在などまったく意に介さないナナフシだった。

 わたしもナナフシなどまったく気にせずにいた。

 でもいつまでもわたしが洗面で顔を洗ったりうがいをしたりしていると、やがて嫌気がさしたのか、ナナフシさまはのそりのそりと壁を這い始めた。

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虫たちが夜ごとやって来る公園の

夜の灯りに驚きがあり



『体内細菌の重要さは人も昆虫も同じである』(180131)

 クロカタゾウムシの体は針を通さないほどに硬く、鳥やトカゲなどの天敵に食べられることもないほどである。理由は、産業技術総合研究所によれば、体内に共生する細菌(ナルドネラ菌)の働きのためである。

 クロカタゾウムシの幼虫に抗生物質を与えてナルドネラ菌を減らすと、羽化した成虫は外骨格が柔らかくなってしまう。こうなると生存競争にも明らかに不利である。

 
 むやみと細菌類を毛嫌いし、むやみ医者を始め抗生物質を使い、庶民でさえさっこん洗剤などでも抗菌剤をうたった製品(P&Gなどの)を飛びつくように使い、ますます自然環境を破壊する薬漬けの暮らしを続ける人間たち。



ゾウムシは体内細菌と共生し

錐も通さぬ体なりけり



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『かね叩きというのか』(171011)

 さる9月26日に風台風でやってきた虫は、
「かね叩き」だと言うことがわかった。

 youtubeで虫の鳴き声を聞いていて見つかった。

 自分のブログを振り返って日付と歌をもう一度確認した。そのあと二三日団地にいた。風でずいぶん高いところまで飛ばされてきたんだな。

 思い出すと、秋の鳴く虫は風が吹くと元気になる。youtubeのよりずっと元気で歯切れが良かった。

台風が去ればチッチッチッチッチベランダで

チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ虫が鳴き


『ベランダにやってきた虫』(170917)

 ふだん聞かない虫の鳴き声だ。台風が去ってすぐ、ベランダに避難してきたのか、高音で力強く鳴く一匹の虫がいた。

 それともあまりにも強風だったので、吹き飛ばされてきたのかな。



台風が去ればチッチッチッチッチベランダで

チッチッチッチッチッチッチッチッチッチッ虫が鳴き

『虫というのは一度決めたことはいつまでも終わらないのだろう』(170824)

 きょう昼ごろの散歩で、カメムシじゃないんだろうけど、カメムシに似た虫が、木の幹から樹液を吸い取ろうと、盛んに小刻みに口の針を刺そうとしていた。

 目を近づけると、口の針は細かく振動していつまでも刺さらないでいた。それでもあきらめないでさすところを探っているようだった。ずうっとやっている。口先だけが振動するように動いて足はぴくともしない。人が近くに来ても気にならないのだ。真剣である。怖いものである。

 虫にはその見えているものが、自然の樹木ではなく、金属でできた柱であることは気づいていないのだろう。哀れでもある。

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 そういえばきのうは無灯火で走って来るパトカーと名東区の裏道ですれ違った。危ない。きょうは日進の田んぼ道で天白のパトカーが来て、職務質問、手荷物検査、自転車の検査などをされた。

 昨今道路は危険がいっぱいだ。十分に分かる。パトカーが増えたな最近。わたしなんかよりもっと重大な犯罪者っぽい人間は五万と見て取れる、などと思いながら名東区の帰り道には道路の真ん中で車の事故が起きていた。

 若い女性のお巡りさんの甲高い声、たくさんのおまわりさんがあわくって交通整理をしていた。

 人間の社会は虫の世界と似ているといっていい。

『散歩帰りの道』(170801)

 この蝶は先日はベンチにいたし、しばしば道に降りてきて何か食事でもしているのであろう。案外人の利用する場所にいる。

 人がこぼした飲み物のあとにでも来ているのかもしれない。

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蝶々も楽しむ人の道があり


『梅雨が明けて梅雨空になった』(170722)

 葉っぱには見たことがないセミがおり。

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(これはおそらくニイニイゼミの仲間である)

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 葉っぱには妙なる色のコガネムシ。

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家を出て緑の葉っぱのカナブンは

玉虫色に輝いており




注:写真ではふつうのコガネムシかもしれないけれど、見たとき端のほうが全般玉虫色に見えたのである。

注:一つ前の素敵な写真とは裏腹に、実際の天気(名古屋の実況天気(2017年07月22日))は9割以上が雲である。だから「『梅雨が明けて梅雨空になった』」というわけなのだ。