『人の営みはこころとともにあり。こころは自然とともにある』(190705)


株高や異常気象と肩を組み


 7月4日、欧州では英仏独の株価が年初来高値を更新し、同じ紙の一面は「異常気象世界を覆う」と見出しにあり、
「フランスで過去最高気温45.9℃を記録。ドイツ、ポーランド、チェコでも40℃近くまで上がった」という。

(彼らは、夏というよりまだ六月(六月は涼しくてもっともすごしやすい)の心地よさを楽しんでいたかもしれない)

 人の営みはこころとともにあり。こころは自然とともにある。「異常気象」が経済を毀損するというけれど、異常気象対策でまたお金を使うという経済活動は、逆はあっても「異常気象」を鎮めることはできない。

 世界のどこにでもきっとカナリヤはいる。カナリヤの鳴き声に耳を傾けて、
「お金を使わないで持続可能な社会を目指すべきである」といいたい。


カナリヤの死屍累々の歌の世は




posted by superbird at 21:15Comment(0)経済

『金融政策というのはまるで大資本家のためにある』(190503)


不動産MONEY&INVESTMENT

人は地を這うアリとなりけり



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 この国だけじゃなくて、経済というのはもちろん金融と切っても切れない関係になっている。企業活動はもちろんだけれど、わたしは個人的には経済というのは企業と消費者の関係だと思っていたけれど、それは無知な子供の目線であって、実は加えて金融と不動産が大きいのだった。

 不動産は庶民の一生の買い物ともいわれローンを組んだりして高価な代物だけれど、不動産価格は金融政策と切っても切れない関係になっている。

 いまのようにマイナス金利では(将来値下がりするようなのは別にして)不動産価格は高騰を続けるばかりで、優良物件は庶民の手の届かない高嶺の花になってしまう。投資の世界には莫大なお金が動いて、賃貸住宅にしろオフィスにしろ、庶民が使おうとすれば、いやはやたいそうなお金が必要で、まるで庶民には縁のない世界のもので、金融とはそのようになる仕組みをめざしているのだ。

 いや縁がないといえば嘘だ。庶民はそれを支えるために奴隷のように働くことを求められながら、優良物件には住めないような仕組みになっているのだ。

 いったい庶民の稼ぐお金でどれだけのことができるというのだろう。庶民は無意識的にそれが分かっているから、ゲームや消費にうつつを抜かして、勤勉とか道徳とかを馬鹿にし、向上心を失ってしまって、将来の貧乏人になる道を歩んでいるのではないかと、少なくともその理由の一つではないかなと思ってしまうのだ。

 しかしそれが資本家や投資家のオモウツボ、結果的に彼ら大金持たちを利することになっているのだ。庶民はひたすら通勤地獄を日々味わい働いて安い給料を得て、辛苦しながら真実から目をそらし憂さ晴らしの発散をし、浪費もし、同時にたくさんの税金を払う。

 いまの金融政策では勤勉に働いて汗水たらしてお金を将来のために貯めても利子がないので、いつまでたっても楽はできずアリ地獄である。不動産価格を下げることはできないからである。

 人は明るいところを好む。庶民も例外ではない。明るいところからは暗いところは見えないものである。




注:本文にもあるように、値上がりが見込めないような物件は値下がり傾向が続く。なにしろ将来消滅する自治体が指摘されるくらいであるからである。これもなんかの策略かもしれないけれど。いわゆる優良物件の高値高騰維持のためとか‥?

posted by superbird at 01:56Comment(0)経済

『埋もれた金を掘り起こす炎のビットコインマイナー』(170920)

 いまやビットコイン取引量は日本が世界最大に浮上、仮想通貨ビットコインを支える採掘業者はマイナーという。マイナーはマイニングをする人で、マイニングは中国勢の独壇場。マイニングとはブロックチェーンに取引データを承認・記録する作業で、報酬はビットコインだ。

 ビットコインの世界は、荒野の開拓者魂のガンマンである。採掘場には3万台のコンピューターが並び24時間稼動、複雑な数式を解いて取引の承認記録業務に従事して、ビットコインを受け取る、マイニング作業で富を築く。

 採掘業者たちは安い電力を求めて、ガンゼ・チベット自治区へ。中国四川省成都からさらに西300km。水力発電のメッカを目指す。

 秋が深まれば水力発電が細る。コンピュターを丸ごと抱え石炭発電のモンゴル自治区へ。コンピューターは熱を出すのでモンゴルの冷涼な気候も最適だ。

「上に政策あれば、下に対策あり」という中国のことわざがある。
 当局が、
「電力を安価に売るのは国富の流出だ」と因縁をつけてくれば、
 政府の干渉の少ないウイグル自治区へ。

 政府が、
「取引所を閉鎖する」と伝われば、
 ビットコインマイナーは、
「日本かタイに自前の取引所を開こうか!」

 2010年約40ドル(4400円)だった1万ビットコインは、7年後の9月2日、125万倍の5000万ドル(約55億円)に膨らんだ。

「追記」

 2017年9月、1ビットコイン5000ドル前後だったものが12月のはじめ、先物取引が可能になり、2万ドル。あれよあれよと1万ビットコインは220億円になった。

 その一週間後、五日間で四割超下落。12月22日、1ビットコインが1万800ドルまで下がった。レバレッジで破産の一文字がちらつく。




posted by superbird at 18:38Comment(0)経済

『傍観者になって笑っているに限る』(161210)

 資本主義社会、政府も奨励するように、庶民や低所得者もいくばくかの、あるいは若干の株を持っているものである。しかしながら世界を見回して、株の利益や配当から税金で国が20%(二割)取る国がどこにあるのかな。アメリカは配当に10%の課税。世界一ともいわれる投資家、大金持ちのアメリカのバッフェト氏だって、売却益を含めても、20%(二割)取られていない。共産主義国家の中国でも配当金には0%(または一部10%)である。
 さて日本は何主義国家なのか、よく分からない。少なくとも社会主義国家であるとはいえる。社会主義国家フランスでも、売却益に対しては税率0%~になっている。わたくしのような低所得者から20%(二割)も取って。不可解な社会主義国家である。しかも日本は表向きは社会主義国家ではないということも大いに問題である。低所得者は不可解な偽善じみた政策の下、はいつくばるようにして、政府日銀、その他あちこちからひどい目に合わされているというのが実体であろう。

 それでも黙って生きているのだから、それだけで低所得者はそれだけたくさんの功徳をこの社会に積んでいるということができる。
 功徳を積みながら功徳を積んでいることを忘れ、高い税金を払っていながら高い税金を払っていることを忘れ、能天気になっているか、あるいはいっけん能天気になっているかしていれば、毎日が幸せである。功徳を積んでいるなどと考えて高い税金を払っているということを思い出すと、よくないのである。そんなふうにも思う。

 20%(二割)の税金が高ければ、低所得者は総合課税にすればよいという意見も時折聞こえてくるけれど、仮に苦労して確定申告して若干戻ってきても、やってみれば後で損になる仕組みになっているから不愉快である。損になるというのは総合課税になって、給与などを含めた所得税、地方税は増えるし、ほかの社会保障関係の支払いが急激に高くなってしまうということがある。確定申告といえば生活に必要な額を控除するという趣旨の基礎控除が38万円とまったく少なすぎることもあって。まるで蟻地獄社会である。
 人の社会で暮らすにはやはり最低、イギリス198万円、フランス128万円、ドイツ114万円(それぞれ各国の基礎控除の額)といったお金が最低必要ではあるまいか。

 日本では生きていくのにある意味必死というのが人の意見を聞いても偽らざる実感である。今の低所得者は年をとったり働けなくなったらかくじつに生きていけない。昆虫の世界である。しかしながらそうなると、たしかに日本人も人間でもあるので、全員が生活保護の対象である。人間とりわけ日本人に生まれたありがたさというべきであろう。医療費もただだし、現役の低所得者よりもはるかに豊かな暮らしができる。
 そういうシステムになっているとみなせる。現に高齢者の生活保護受給者はうなぎのぼりである。しかしながら、はたしてそのような仕組みを含め、生活保護というのは人間的な尊厳を満たした制度といえるであろうか?




配当や売買益の税金が

二割取られて腹も立つべし




 合掌。




注:以前は不明確だったが、2014年から中国での外国人の売却益に対しての課税は0。
注:バフェット氏例えば2010年の年収48億円、納税額5億円(米誌フォーチュンで公開)。所得が約6258万ドル(課税所得は約3980万ドル)。納税額は約690万ドルだった。
posted by superbird at 09:17Comment(0)経済

『今日の驚き』(161209)  

 欧州の中央銀行は、量的金融緩和を縮小するとして、
「毎月買う国債を7兆3000億円(600億ユーロ)にする」という。
 いままでECB(欧州中央銀行)が金融緩和をしていて、マイナス金利とかいう話は読んで聞いていた。
 今日の新聞で、
「毎月の購入額が減らしてなお7兆3000億円(600億ユーロ)」というのは驚きである。
posted by superbird at 19:16Comment(0)経済