『帰りのバスの中で思ったこと』(180515)

2018/05/15 23:39
 振り返ればきょうは平和な仕事だった。通勤のときの出来事もまあ日常的なことで、さして気にすることもない。  バスの中で読書も疲れるのでつらつら整理してみる、二つある。  一つは、行きの地下鉄でひとつ隣に座った年寄りが若く元気な隣人の気を引っぱることだ。  そういうことをすると社会に病気が広がるぞ。実際もう広がっているわけだが。 「病気なら天地の気を引っぱってろ!」と助言すべきであるが。  達磨大師の禅、少林寺では、 「人間は天地の気から生まれる」と..

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『衣笠山地蔵院』(170213)

2017/02/14 22:34
 寂れたようなところにある、一休生誕の地とも言われる地蔵院。  縁起を見る。  本堂。  本堂横に再び縁起がある。  驚くべきことに、ここの開山は夢窓禅師で、伝教大師最澄が彫った地蔵菩薩が中心に、そして右脇(右脇は二体あるけれど、その左側)に夢窓国師が安置されていることである。  知っている人にとっては何も驚くべきことではないのであるけれど、知らない人にとっては驚きなのだ。何もかも知っている人はいないわ..

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『ひもとく夢中問答達磨西来圓成の底』(161109)

2016/11/09 12:32
達磨西来即ち圓成の底 非ず言語道断寂黙沈空 注:言語道断は、 「仏法の奥深い真理は言葉で説明しきれない」という教えだけれど、  また禅宗の教義を表す言葉、 「不立文字」(悟らせるために文字を立てない)もまたあるけれど、  夢窓いわく、それらには非ず。  達磨西来、本文の一段を示す、 「心を以って心に伝える」教外の玄旨。  過去の記事も参考に。

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『ひもとく夢中問答円成の底は始まり』(160705)

2016/07/05 10:21
禅(ぜん)宗(しゅう)の教(きょう)外(げ)別(べつ)伝(でん)不(ふ)立(りゅう)文(もん)字(じ) 達(だる)磨(ま)西(さい)来(らい)唯(ただ)円(えん)成(せい)の底(そこ)  夢窓の『夢中問答』を読めば。  禅者のみ円成するにあらず、農夫鍛冶番匠を営むところにも、一切衆生の所作所為、見聞覚知、行住坐臥、遊戯談論のところ、みなことごとく、西来の玄旨にあらずということなし。  いわむや仏の教えにしたがって種々の善行をする人をや。 ..

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