『昼近くになった朝の散歩』(191206)

2019/12/06 18:03
 きょうは風も冷たくて、公園に来ると、ふだんは隠れるようにしているお年寄りが、公園内にまばらにのびやかに広がって、それぞれおとなしく楽しんでいた。  若い子連れの夫婦というのは、暖かな日和のいい時には大量にやってきて、それはそれはうるさいものだけれど、きょうは静かだった。それがたまにはもちろん例外的な変わった子連れの夫婦もいたりもするのであるが。 公園の不満夫婦が立去れば 遊具で遊ぶ青い空かな

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『通勤の帰り道に前から気になっていたサンタのオブジェに挨拶をしていく』(191202)

2019/12/02 21:24
 今日の帰りのバスで、途中乗ってきた高齢のといっても七十代くらいの男性は、病気持ちも甚だしく、どうしてこんな時間にわざわざバスに乗ってくるのか。お前はもう死にそうなほどになっているのだぞ。ほかの席がいっぱい空いていたのにどうしてわたしの隣に座るのか?  すでに寿命が尽きるときがそう遠くないというのに、ここで悪いカルマを積んで来世の悪趣を引き寄せているのだぞ。  人間は病人のそばには近寄らないけれど、健康な人のそばなら何をしても寄り添ってくる傾向がある。特に病気の人..

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『古本を見ていて世間とは別の世界を見つける楽しみ』(191129)

2019/11/30 00:53
 きょう晩ご飯の買い物に行ってブックオフに寄った。仕事の通勤もそうだけれど、日々の暮らしもストレスだらけなので、気晴らしを兼ねてつい寄ってしまうのだ。  岩波文庫とか講談社学術文庫とか、ながめて、気になる作家や先生たちの欄を見ていて、そのうち『神さまとのおしゃべり』という本があって、手に取ってちらりと見た。 「人間は幸せにはなれない。なぜなら人間が幸せだからじゃ」 「ハハッ(それはある)」と笑った。 「人間はそもそも誰もが仏性を宿し、ただそ..

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『きょうもてんとう虫はいた』(191030)

2019/10/30 21:28
 いつものように名鉄を降り、買い物(キャベツ一個85円)をして、まっすぐ歩いていくと、 「きょうもいる」  おとついと同じ場所に、てんとう虫たちはいるのだった。  きょうもまた一組頑張っている。 神無月かんなづき健気に生きる天道虫     [追記] 「なぜこんな半分枯れたような一二本の雑草に生活の基盤を置いているのか」というと、気づいたのは、「学校前にあったひと夏雑草の伸び放題だったとても広い敷地が、きれいに刈られてしまったから..

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